環境
- Google Colaboratory を使う.
- 自分のPCにJupyter Notebook (もしくはLab)をインストールしても良い. (ただしインストールが難しいパッケージもある. Anacondaが楽.)
ファイル操作 (Google Colab.の場合)
- Files画面:左上にあるファイル⇒Python3の新しいノートブックを選択すると新しいノートブックを作成
- ファイルのドライブにコピー保存で,Google Cloudに保存
- 左上のファイル名をクリックして,ファイル名の変更.
Google Driveからの起動
- Google Driveを開く.
- Colab Notebooksに保存されているノートをクリックして上部のGoogle Colaboratoryを開くを押す.
- 新しいファイルを作りたいときには,左上の「新規」を押し,Google Colaboratoryを選択(ない場合にはアプリを追加を押す.)
ノートブックの利用法
入力画面(セル)
- Shift + Enter(もしくは三角のボタンを押す): 実行してから,下にセルを追加
上部メニューアイコン(左から順に)
- +コード:コード入力のセルを追加
- +テキスト:MarkDown言語で記述するテキスト書き込みセルを追加
- セルの上部への移動(Google Colabではセルの上部に)
- セルの下部への移動(Google Colabではセルの上部に)
上部メニュー
- ファイル:ファイル関係(新しいノートを開く、保存など)
- 編集:セルの切り取り、削除、検索、置換など
- 表示:目次(左側の>を押しても良い)やセッションの折りたたみなど
- 挿入:セルの挿入やスクラッチコードセルの表示など
- ランタイム:全てのセルの実行、中断、再起動やランタイムの種類をGPU,TPUに変更
- ツール:コマンドパレットの表示やショートカット一覧の表示
- ヘルプ
- セルの左にある[ ]
- セルの番号;$[*]$は実行中を表すので,このときに何度もShift + Enterをして再実行しない!(重要!)
問題
以下のセルを実行し,コピーして貼り付けて,上に移動させてから,下に移動させ元に戻せ.
a = 2
b = 100
c = a**b
b
ヒントの出し方,シェルコマンド,マジックコマンド
- prと押してからTabキーを押すと(Google Colabではしばらく待つと)候補が出てくるので,printを選択してEnterを押す.(Shift+Tabキーで説明が表示される.)
- print? と?を後ろに入れて,Shift+Enterで説明が表示される.(??と2つうつとソースが表示される.)
- !{コマンド}でシェルコマンド(linuxのコマンド)がうてる. linuxのコマンドについてはこちらを参照. たとえば, 何かをインストールしたいときには,「!pip install 何か」とすれば良い.
- %{マジックコマンド} を使う場合もある. たとえば,%lsmagic でマジックコマンド一覧が表示される.
- マジックコマンドには,上記のラインマジックの他に, %%{セルマジック} がある. ラインマジックコマンドが1行だけに効果があるのに対して,セルマジックコマンドは,セル全体に効果を及ぼす.
%time sum(range(10000))
Markdown言語
セルの種類を切り替えてMarkdownにしてみよう.(Google Colab. だとテキストセルを追加する.)
するとコードではなく,文章が書けるようになる.
実際には,Markdown言語という簡易言語で記述でき,Shift$+$Enterで表示され,ダブルクリックで再びMarkdown言語の入力ができるようになる.
言語の詳細は上のリンク先を参照.
LaTeXという論文を書くための言語の書式で,ドルマークで挟むことによって,数式も記述できる.
たとえば,
$$x^2 - 6x + 1 = 0$$
と書くと, $$x^2 - 6x + 1 = 0$$ と表示され、
$\sum_{i=1}^n x_i$
と書くと $\sum_{i=1}^n x_i$ と表示される。
LaTeXのコマンドについては,こちらを参照.
無料のクラウドlatexには, overleaf や Cloud Latex がある.どちらか登録して,練習してみよう.
## Markdown言語のサンプル(見出しは\#の個数で) [](見出し1,行の途中でもOK)
文章は普通に書けばよい. 行頭にタブやスペースは入れない.
パラグラフを変える場合は1行あける.
強制的に改行する場合は行末にスペースを2つ入れる.
*斜体で強調*,**太文字で強調**.
### 箇条書き (見出し1)
- リスト1 その1.1 入れ子は4 つのスペースでインデント
- ネスト リスト1_1
- ネスト リスト1_1_1
- ネスト リスト1_1_2
- ネスト リスト1_2
- リスト2
- リスト3
### 箇条書き( 番号付)
1. その1
2. その2
### 数式
インライン数式: $f(x_1 , x_2 , \ldots , x_n) =
\sum_{i=1}^{n-1} \{ 100(x_i^2 - x_{i+1})^2 + (1-x_i)^2 \}$
ディスプレイ数式: $$f(x_1, x_2, \ldots, x_n) =
\sum_{i=1}^{n-1} \{ 100(x_i^2 - x_{i+1})^2 + (1-x_i)^2 \}$$
### 作表
|左寄せ|右寄せ|中央|
|:-----------|------------:|:------------:|
|ここに|何かを|書く|
|文字位置が|自動的に|定まる|
### 引用
\>記号の右に半角スペースで引用
> これが引用
>> 入れ子にもできる。
### リンク
リンクはこのように[リンク文字列]の右に(URL)を記述するとリンクに変換される。
例: パイソン本家](http://ipython.org/)
### 水平線
***
### インデント
import numpy as np # 行頭にスペース4 つ入れるとインデントされる
# 文章中のコードなどに使える.
### 画像
![画像の説明(非表示)]の右側に(画像URL)
![ロゴ画像](http://logopt.com/wp-content/uploads/2019/04/トラックのアイコン-1-150x150.jpeg)
Markdown言語のサンプル(見出しは#の個数で)
文章は普通に書けばよい. 行頭にタブやスペースは入れない.
パラグラフを変える場合は1行あける.
強制的に改行する場合は行末にスペースを2つ入れる.
斜体で強調,太文字で強調.
箇条書き (見出し1)
- リスト1 その1.1 入れ子は4 つのスペースでインデント
- ネスト リスト1_1
- ネスト リスト1_1_1
- ネスト リスト1_1_2
- ネスト リスト1_2
- ネスト リスト1_1
- リスト2
- リスト3
箇条書き( 番号付)
- その1
- その2
数式
インライン数式: $f(x_1 , x_2 , \ldots , x_n) = \sum_{i=1}^{n-1} \{ 100(x_i^2 - x_{i+1})^2 + (1-x_i)^2 \}$
ディスプレイ数式: $$f(x_1, x_2, \ldots, x_n) = \sum_{i=1}^{n-1} \{ 100(x_i^2 - x_{i+1})^2 + (1-x_i)^2 \}$$
作表
左寄せ | 右寄せ | 中央 |
---|---|---|
ここに | 何かを | 書く |
文字位置が | 自動的に | 定まる |
引用
>記号の右に半角スペースで引用
これが引用
入れ子にもできる。
リンク
リンクはこのように[リンク文字列]の右に(URL)を記述するとリンクに変換される。
例: パイソン本家](http://ipython.org/)
水平線
インデント
import numpy as np # 行頭にスペース4 つ入れるとインデントされる
# 文章中のコードなどに使える.
画像
![画像の説明(非表示)]の右側に(画像URL)
Jupyter Lab 入門
Jupyter LabはJupyterとほぼ同じだが、複数ノートが扱えたりしてとても便利。できたらこちらを使おう。
ファイル操作
Lancherから作成
左上にあるメニューから, File => New => Notebook (Console, Terminal, Text) を選択すると新しいノートブック(コンソール,ターミナル,テキスト)を作成
保存は上部メニューアイコンのディスクを押す.
セルの移動は、セルの左側の押してからマウスドラッグ
複数ファイルを開いて、マウスで移動させて並べることもできる。
左側のタブメニューは、クリックで折りたためる。 上部からファイル一覧、カーネル一覧などなど